MUZMUZ 15 山本
2022年03月05日 随分暖かくなったなぁーと、のーんびり過ごしていたら、もう春だって? 花粉が飛んでるって? 本当? ちょっと待ってよ! そんなに急ぐことないでしょ! と、言いたくなるほど時間の経つのが早すぎると感じます。 年を取って、ますます、そう感じるのかな? ♬♫ あいつに、よろしく伝えてくれよ、今なら、ホテルで 寝ているーはずさ。泣いたらー・・・♪♪ などと歌ってる場合じゃないか。 相変わらずの生活で、変わり映えしないけれど 何か書いてみます。 散髪、出来てません、のびほうだいです。その訳、解るように・・・書いてみます。 ちょっと待ってね。 山爺 |
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2022年03月08日 オミクロン 第4回 2022年1月24日、 とうとう我が高齢者住宅住人の一人が 新型コロナ・ウイルス・オミクロン株感染者となった。 その後、じわじわとクラスターに、、、、今回は、その経緯を少し記してみます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ![]() * 1月24日(月)、夕方、館内放送で「入居者一人の体調が優れず、PCR検査の結果、 陽性と判明しました。そして、その後、今現在で、入居者2名、 職員2名が感染していることが判明しました」と知らされた。 さらに「部屋から出るときは必ずマスクを着用し、エレベーター利用時の前後にも 必ず手指消毒をし、部屋に戻ったときにも必ず手指消毒を行ってください」と。 とうとうクラスター発症か・・・と神妙に思う。 * 1月26日(水)、午前中、自分は横浜駅近くの病院まで診察を受けに出かけ、 昼過ぎに帰ってきたら「現在、濃厚接触者がいないか保健所と相談しながら 調査しているので、当分の間、外出を自粛するとともに、全員が自室で食事をし、 自室の風呂を使うようにしてください。(普段は食堂、大・小浴場が使える)」と 館内放送。自分は濃厚接触者には当たらないと思うが、、、 この2-3日、施設の談話室で新聞を見たりしたので、その際、誰かと接触したかなあ?と 思い出してみたが、、、ないと確信。今日の横浜駅周辺は人通りが少なく 閑散としていたし、ブラブラ歩きの観光客はいないように思えた。 テレビは老人施設でのクラスター発生ニュースがだんだん多くなっている。 夜7時、館内放送あり「感染者、入居者4名、職員4名になった」と。 拡大している、何処までいくか? * 3回目のワクチン接種は、全員110余名が、2月20日の週に3日間に分かれて集団で受ける予定。 千代田区や世田谷区、鎌倉市、逗子市の友人達から「もう済ませたよ」と電話がある。 横浜市は老人施設が多いので、いつも遅くなる。でも、施設にいるおかげで、 黙っていても医師が施設に来てくれて、集団で受けることが出来る。有難いことである。 * 1月27日(木)、朝から全員外出自粛強化下で、部屋にこもっての食事になる。 食堂は閉鎖されて、当分の間、当分の間3食とも居配の、冷めた食事が運ばれてくる。 文句は言わない、有り難いと思え。 自炊出来るかと問われれば、それは、、、ちょっと無理、否、殆ど無理。 幸いなことに、自粛強化お達しが出る前の昨日、横浜の病院に行った帰りに パンや菓子はタップリ買い込んできた。 明日は、自分には歯医者の予約がある。不要不急な外出はしないことは当然だが、 たとえ病院であっても施設に届出し、さらに、病院へ電話して了承を得てから 出かけるという2段階方式を経ることになった。保健所からの指導である。 聞くところによれば、病院自体にクラスターが発生し困惑していると。 だから、予約の診察を受けられるかを確認してから出かける方が良いのだと。 ともあれ自分の歯の治療は短時に必要だと思う。 何故なら、一週間前の金曜日に一本だが神経を抜いて、仮り詰めのままだから。 * 1月28日(金)、朝、「感染は入居者10名、職員5名になった。 現在のところ感染は6階に限定されている」と。職員は全階をカバーしなければならず、 働ける職員の数が減っているのは大変なことだろう。が、よく頑張ってくれている。 濃厚接触者の殆どは6階の住人で、PCR検査を受けて自室療養を強いられている。 その他の全員も自室に閉じこもっての生活。職員にも入居者にも疲れが出ないように 願うばかり。 この日、全国の感染者が始めて8万人、、、8千人ではない、、、を超したと、 テレビは報道している。 * 1月30日(日)、最初の発症後から行われたPCR検査は83名、内3名が陽性者と判定され、 これまでの感染者合計18名、入居者が11名(内入院者2名)、職員7名になった。 少しずつ広がっている。 今日は“主日”ではあるが、当分の間、ミサには参加しないと決めた。 何故なら、自分が所属する教会は、世界的に歴史のある女子修道会(MMF)の聖堂を、 横浜教区の正式な巡回教会として使わせてもらっていて、時節柄、何処の修道会も 同様と思うが、高齢のシスター方が多く、感染予防を強化していて、 ミサに参加する一般信徒の側としては 更なる気配りをする必要があり、 自分のように、真にクラスター発症の施設住人としては ウイルスを持ち込む 可能性大だと思うので、教会には立ち入るのを躊躇せざるを得ないのである。 この日から、イグナチオ教会のWEBミサに与ることにした。ご聖体拝領はできないが、 司祭の説教や祈りに集中すれば、結構いいミサに与れるものだと思う。 * 2月5日(土)、この日、全国の感染者は10万人を、東京だけで2万5千人を超えた。 この一週間、施設の感染者は一人もいなかった。 あと一週間、新たな発症がなければ、最初の発症者を含め全員に自粛“強化”の 緩和が可能になる。保健所の指導下で。 * 2月9日(水)、先週の新たな感染者は、 入居者2名、職員1名。これで累計、入居者13名、職員8名、合計 * 2月10日(木)、天気予報では今夜から雪模様だと、盛んに放映している。 積もってからでは出来ないと思い、 久しぶりに車の滑り止めの特殊なチェーンを装着してみた。 通りがかった人の目が興味深そうに笑っていた。 しかし、本当に積もったら運転はしないでおこうと思う。 * 2月14日(月)、今日、抜歯した。 先日、神経を抜き詰め物した右下の奥歯を、結局は縦半分に切って、一番奥側を抜き去った。 縦半分に切り取った、、、こんなこと出来るんだ! 一本全部抜いてしまうと上の歯が宙に浮いてしまうが、 半分でも、かみ合わせに残しておけば、、、なるほど。大したもんだ!若い女性歯科医。 * 今後二週間、今月末まで新たな感染者が出なければ、自粛強化体制から次第に解放される。 更には、三回目のワクチン接種が来週21、25、そして、28日の三日間に 全員が受けることになっている。自分は21日(月)14時から。保健所としても、 何とか順調に進行して欲しいと願うところだろう。 「もうちょっとです。もうちょっと、もうしばらく、我慢して自粛生活を頑張りましょう」。 食堂や談話室、大浴場も、理美容室も、訪問販売のパン屋さんもコンビニ店も、 八百屋さんも、体操教室も、外出バスの運行も再開される。 そうすれば、食道の暖かい食事にありつけるし、ミサにも少しは笑顔で与れる。 歯医者にも整形外科にも、出かけるときは二重マスクで出かけることにしようと思う。 * 2月28日(月)、夕方、館内放送「皆さまとの協力によって、 明日、3月1日から、以前の生活に戻ることが出来るようなったことに 心から感謝申し上げます。皆さま、明日、元気でお会いしましょう」 * 3月1日(火)、久しぶりな気がする。「おはようございます」と挨拶し合うことが、 こんなにも喜ばしく感じられるのは。 でも、まだまだ“自粛”は続きます。祈りも続きます。 山爺 |
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