MUZMUZ 15 木 下
2022年07月06日 お墓 日々、これといったこともしていないし、年相応の不具合があちこちにあるにしても 食事やワインそれにコーヒーや菓子類も美味しく、 時間のたつのも早く、何かと楽しい気分もあるので、向こうの世界に 早く旅立ちたいという気持ちはさらさらない。 それに、浮世のさびやあかを 落とし切っていないので、 まだまだしっかりと 生きたいと思っている。 「千の風になって」ではないが、死んで墓に住むわけじゃなしと、さほど墓のことを重視は していなかったが、骨を納める場所は必要だな、と気にはなっていた。 妻の墓は単立バプテスト教会が 林を切り開いて 半ば手作りした小ぶりの墓地にあり、 それなりに墓地らしくなってきている。私の名前も刻んであり、骨は入れられる。 教派は違うけど、牧師をはじめ、皆さんとも親しいし ここでいいかな、とも思っていた。 3か月に一度の清掃、手入れにはほぼ参加しているし、今週の土曜日も清掃の共同作業に 参加予定である。 でも、私はカトリック信徒で日曜は ミサに与るので、バプテスト教会に行っていないし、 すっきりはしない。 (以前は午後集会があったので、ミサのあと移動して 教派を越えて祈りに参加していたが コロナなどで 午後集会はなくなっている)。 私の死後、葬儀ミサのあと、納骨はバプテスト教会の墓地となると、ちょっと微妙だな、 まあ、私が自分で段取りをつけるなら なんとかなりそうだが、 関西に居て当地の事情を知らない 甥や姪は混乱しそうだ、と気にかかっている。 因みに、この単立バプテスト教会では、死者のために冥福を祈ることはしない (してはいけない)。生きている間はその人のためによく祈るが、 死ねば神の裁きがすでになされているので、祈りの意義もないし、 むしろ神に不敬との考えのようだ。 もっぱら生前の遺徳を偲び、恵みを感謝し、遺族のために祈る。 たぶん、他のバプテストでも 同じだろうと思う。 カトリックでは死者のために、永遠のいのちと平安を祈るし、墓地でミサもささげるので、 かなり異なり、気になるところだ。 それに、バプテスト教会は エキュメニカル運動には 後ろ向きのようだ。 カトリック熊谷教会の共同墓地は 前橋市のはずれにある。 車だと自宅から 1時間15分ぐらいで行けるが、 電車だと高崎線、両毛線、上毛線と乗り継いで、最寄り駅から30分近く歩く。 埼玉県には永年住んでいて、埼玉には親近感はあるが、 関西出身の私としては、群馬県の前橋市のはずれ、えらいところに墓地があるなという感覚。 それでも、年齢的にいつ何がおきても不思議はないので、 つい先日、知人の車に便乗して、見学に出かけた。 小ぶりだが カトリック墓地らしい雰囲気はある。個人用の墓石もあるが、 共同の大きな墓石に、帰天者と帰天日、日付のない予約者の名が刻んである。 お骨を納める広いスペースもある。悪くない。それにしても大変辺鄙なところだな、 という印象。墓守のいない私としては このような共同の墓は有難い。 もともと、近隣に公営の公園霊園が あればいいなと思っていた。 車なら20分ぐらいのところに 宗教自由の公園墓地が3つほどあるが、 経営母体(名義だけとはいえ)はいずれも、仏教の寺社でこれまた踏ん切りがつきにくい。 鈴木兄の写真で六甲教会の霊園を拝見、すばらしいですね。 とまあ、なにかと迷うことの多い日常の一端を お知らせする次第です。 木下 |
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2022年05月27日 ゴルフ 久しぶりにゴルフに出かけた。 近年は、近くのメンバーコース以外、遠方のゴルフ場には出かけず、 また真夏と真冬は避け、地元の仲間も病気や他界で減ったので プレイの機会は激減した。 3月と4月は 予約はしたものの、同伴者が体調不良などでキャンセルしたため、 半年ぶりとなった。 今年に入って めっきり足腰が弱ったのを自覚しているので、 私自身も18ホール回れるか不安があったが、電動カートでもあり、脚が攣るのを予防する 芍薬甘草を飲んで出かけた。 キャディなしのセルフデイだが、軌道を走る電動カートに、新しく、モニターがつけられて グリーンまでの距離が常に判るようになっている、ボタンを押すとグリーンが表示されて ピンの位置が判る。便利になったものだ、へぇーっと思った。 4人のスコアをインプットする欄もあって、パーを取ると、木下さん、ナイスパー!と 文字がポップアップする。 打った球は、カートから かなり離れたと所に行くし、すべて砲台グリーンなので 寄せで往復することも多く、随分歩いたが、なんとか18ホール回れた。 この日も100が切れなかった。近年100が切れそうで なかなか切れない。 同伴の一人は私より7歳若く、シングルプレヤーだったが、大病して随分飛距離が落ちた。 それでもさすがに80で上がり、プレイ中も余裕があるので、 フェアウエーから横の林に入って、家族が食べるに十分なタケノコを採っていた。 好天の気持ちの良い日だった。 コロナが落ち着きつつあるので、 このところ2回ほど都心へ、一つは観劇、一つは食事会(飲み会?)のため、でかけた。 時々、都会の活気に触れるのは、心身が引き締まって良い。 教会の方は、教会報の記事にするため、主任司祭をインタビュ―して録音し 文章を作成中。 テーマは、「聖地巡礼出エジプト、シナイ山からイスラエルへ」で、 彼のかっての巡礼ツアーを取材。 2時間ほどの録音だが、文章化に、かなり手間と時間がかかる。 でも、永年海外旅行はしてないので、ちょっとした旅行気分で面白い。 もっとも、地図と聖書、旅行案内書、録音資料など手元に置いて、それを確かめながら、 不自然な姿勢で ワードを長い時間やっていると 腰にくる。 まあ、元気なのだと思っています。近況報告まで。 木下 昇 |
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