MUZMUZ 15  藤 井







「瞑想による自省録」②                 2024.2.24

         「93歳で死ぬとするとーーー??」

私は何故か、本能的に 93歳で死ぬと感じている。
根拠は全くない。ただ感ずるだけである。後10年しかない。
あるいは後10年もあると考えるのか?

やり残したことや、死ぬまでに もっと充実させなければいけないことが多々ある。
その為には、第一に仕事を整理していかなければならない。

私は、ガンガー総合研究所(GRI)を 20余年前に設立、
大学や大学院で リーダーシップ論を論じたり、
コンサルやコーチング、研修と講演に従事してきた。

10年経った頃 そろそろ引退して、人生を楽しもうと思っていた頃に、
東北大震災が起こった。衝撃であった。政治家の無能さに幻滅し、
閉塞感の中で 日本がじわじわと衰退していきつつあることに気づき、
このままでは 日本が沈没する恐れを感じた。
日本を輝く国にする為には、私たち一人一人が リーダーにならなければならないと、
日本人としての 強い使命感を感じ、
一般社団法人「グローバル・リーダーシップ・コーチング協会」(GLC)を発足させて、
リーダー育成の養成講座を スタートした。

「日本をイノベートして、世界から尊敬され、規範となる存在感のある日本へ、
個人が もっと輝く社会を実現する」が ビジョン・パーパスになる。

各企業から、20数名選抜して実施、10年が経過した。
約200名が育ち、各分野での核となっている。次世代に移す時期が来たと判断。
2024年から、研修部門を次世代に移し、
私は コーチングだけを死ぬまで 楽しみながらやることに決意した。

一般社団法人の代表理事を降りて、
次世代に譲ることを発表する 新年会を2月4日に開催した。
日曜日に関わらず、卒業生、サポーター等々80名弱が集い、大盛会であった。
立派な後継者が育ってくれた。正直ホッとした。後継者を育てることは本当に難しい。

リーダーシップ論として「どんな時にも成果を出す リーダーが磨き続ける5つの要諦」を
2016年に出版しているが、
次の10年に活用できる「5つの要諦」の改訂版、「リーダーの誓い」を1月に出版した。
自分の体験を裏付けに、偉そうに、リーダーシップ論を大学院や研修で語っているが、
正直私自身は、一流のリーダーには程遠い。
そのような自分を反面教師として 自分への戒めとして、今までの集大成としてまとめ上げた。
これからの人生を、この本の主旨のように生きることが、
この本の著者としての使命であり義務であろう。

藤井が どのようなリーダーシップ論を展開しているのか? 
興味があり一読してやろうと思われる方は、
安嶋くんを通して、一報ください。喜んで謹呈差し上げます。
読んでいただければ 望外の喜びです。

添付:新年会写真。「リーダーの誓い」表紙の写真。







リーダーの誓い: 著者の熱い想いの詰まった 5要諦(5つの教え)
単行本 – 2024/2/1 藤井 義彦 (著), 小山 克明 (著)
この本は自分をリーダーに高めていく本である。

リーダーとは社会的に地位の高い人や、いわゆる成功している人を指していて、
自分とは関係がないと誤解している人が多い。 それは間違っている。
人が二人以上いれば、どちらかがリーダーになり、どちらかがフォロワーになる。
その関係が立場により逆転する場合も多い。誰でもがリーダーにならないといけない。

本書では、世代・国・立場を超え、成果をもたらすリーダーになるための、
著者の熱い想いの詰まった 5 要諦(5 つの教え)が、
各界のリーダー紹介とともに書かれている。










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