*第15回 東京15会* *4.13*


木下 例会報告 転載   4/15

 4月10日の日曜は まるで初夏のような陽気だったが 月火水と肌寒く 花冷えというのも気がひけるほど。
 13日の当日は小雨もぱらつき 体調を崩して 欠席するものが出るかもと危惧されたが
 定刻18:30には予定の14名が 全員揃った。 懸念するまでもなく 皆頗る元気。 
 (以下 文中すべて敬称略)

 1.出席者 : 池田 大熊 鎌田 宗 高田 竹内 塚本 土屋 宮本 森寺
          安本 山本 余田 木下

 欠席者の状況 :藤井 加藤は 早々と出席の返事を頂いたが 
           藤井は義理ある知人の出版記念パーティの為 
           加藤は奥様が急遽手術をされる事になり付き添いの為欠席。
            (手術の成功 早いご回復を祈ります。)
           石丸: 長期海外出張中と秘書より連絡
           鈴木(元): 膝の手術後半年あまり経ったが まだ歩行に難があり 湯河原にて療養中
           菊地: 頗る元気だが そのうち神戸に帰るとの返信

  他は返信なく近況判らないが 
           蔵野 若林は以前の便りから 身体を労わりつつ静かに暮らしているものと推察。
           井勢 島村 堂野前 吉田 はうまく連絡がついてないか 夫々の事情があるものと思う。

 2.小雨降る肌寒い夕べながら JR四谷駅から上智大にかけては 新入生らしい溌剌とした
   男女学生や 勤め帰りの人たちで かなり混雑して活気がある。
   17:45ごろクラブにつくと 山本が来ていた。 ソフイアンズクラブは 初めてなのでメンバーの彼には
   当日も含め随分サポートして貰った。 感謝!!
   
   その山本よりもまだ先にひとり来て いったんどこかへ行ったと クラブのスタッフの方が言う。
   誰か? 大熊ではないか。 話しているところへ大熊が戻ってきた。 やはり彼だった。
   大体 いつも一番乗りだ。 聖イグナチオ教会の中へ 入った事がなかったので行って来たと言う。 
   山本に「聖父と聖子と聖霊というが 聖父とはなんかな」と真面目に聞く。
   一瞬えっという顔をした山本だが 彼らしく誠実にこたえる。 
   
   そこへ池田が登場 「ここは 入り口がわかりにくい。 正門から入ったら 本当にややこしい。」......
   などなど話している内に 続々と到着。 
   筑波の遠方で いつも時間ぎりぎりの高田も今日は早い。 
   神戸/東京かけもちでよく出席してくれる竹内 
   体重コントロールで心臓を労わっている塚本も 元気に到着。

 3.会の開始に先立って 宗の先導で播磨を偲んで黙祷を捧げる。 
   平成15年8月15日に 播磨から小生に来た手紙が手元にある。 
   「今年の気候には首をかしげたくなる事ばかりです。
   ところで秋の15会の会場の件........」 緻密で丁寧な筆致で 青山の三井化学寮の閉鎖に伴う
   次の会場について縷縷述べている。 彼がまだそこに座っているような気がするが....。
   
   名簿順トップの池田に 乾杯の音頭をとって貰い 皆が健勝で充実した日々を送れるよう願って 宴が始まる。
   幹事より会計報告と欠席者の状況を報告。 
   安嶋苦心のHP 案外見ていない者もいるようなので 神戸15会の様子などプリントして回覧。

 4.本会も回を重ね 卒業以来のギャップも だんだん小さくなり 三々五々賑やかな歓談となる。
   小生右隣に余田がおり 何年生のときか強歩大会で一緒に走った島村 如何しているか...
   思い出話や 最近のJALはおかしい 余田元パイロット教官 活を入れに行くべしとか 
   勝手なおだを上げる。
   
   斜め向かいの森寺には 彼のホームページ「無為庵乃書窓」に敬意を表す。彼にこんな造詣があったとは
   小生どぎもを抜かれた。日野が生きていら刮目したのではないか。
   ところが 案外みなこれを見ていないようなので 森寺に動機や思うところを説明して貰う。
   彼も本会のカメラマンと両方で忙しいが 諸兄の反応がいまひとつ鈍くそこで鎌田が持っていたPCでアクセス。
   玄宗皇帝が書いたという書を大写しに。 これはインパクトあり。

 5.最近土屋が 新しい仕事を始めたようなので 話を聞く。 
   JABEE審査員(日本技術者教育認定機構)として 大学等教育機関の技術教育、教科の内容 教育方法を評価し
   判定/認定するらしい。 いわば企業のISO9000の認定のようなもの。 官 産 学の
   産出身の審査員として 大学の教授を中心とした教室制度の旧弊について辛口のコメント。
   
   すると森寺が自分もそう思うと賛意を表す。話の矛先は自然な成り行きで高田へ。
   高田もこうなると黙っておられず 物理の世界での具体例 (たとえば総研大学例)など
   上げて反論。(高田は学生の頃からのサッカーを現在も楽しみながら研究生活における
   心身の健康に留意しているようだ)
   
   鎌田も引き続きおたすけマンの仕事に活躍中。芳紀18歳の娘さんも今春めでたく大学のピアノ科へ進み
   彼はまだまだ現役でやる気充分。現在の彼のKeywordは「リスクコミュニケーション」らしい。 
   たとえば石油資源の将来を考えると 原子力発電は避けて通れない。 地域の住民 事業者 行政 等々の
   リスクに対する認識と理解円滑なコミュニケーションが 極めて大事になってくる.....といった観点からのアプローチ。
   まさに彼の活動に適した分野というべきか。

   このクラブの赤ワイン「シグロ」はなかなかいける。いつもの会に比べ諸兄のピッチはやや早いようだ。
   もちろん吉兆六もわるくない。
   かなりいい顔色になった安本が 「高校で石油資源はあと30年と習ったが いまも同じ様なことがいわれている。
   どうも納得がいかない」と言い出す。 暫く混線状態の会話が続く。


  ヨハネパウロ2世のご逝去で 宗も追悼ミサやらいろいろと忙しいらしい。
  六甲卒業生として 多少は知識を深めておこうと 現状について宗から解説してもらう。

 6.「ところで 最近の中国における反日運動を どう思うか」と余田が口火を切り侃侃諤諤始まる。
   普段比較的静かな宮本が 5年の香港生活の体験など 交え多いに語り、
   鎌田が、安本が、エトセトラ.エトセトラ 次々に発言が続きやや騒然。

   今日の会場は 上智大学のキャンパスの一隅にある。 飾り気なくシンプルだが周囲に
   あまり気兼ねなく気持ちが開放される。そういう環境のせいか 今日の諸兄はいつもよりテンションがやや高い。
   青年の侠気いまだ衰えず 熱い血を感じさせる一刻であった。

   やや落ち着いたところで 山本の話を聞く。今夏友人とともにスペイン(サンチャゴの道)に 巡礼の旅に出る予定
   とのこと。 
   本人はまだ準備/計画中ゆえ 帰ってから話をしたかったようだが
   15会だからということで ディスクローズしてもらった。土産話が楽しみだ。
   彼は健康そのものだが 通常の旅行と違ってなかなか大変なようだ。 諸兄より激励とともに 
   「無理をするな」「体調を崩したら途中ででも帰って来い」など 声がとんでいた。

話は尽きることなく 早や9時に。 次回の予定日を定め セルフサービスの後片付けをし 秋の再会を期してお開きに。
大きな声でよく聞こえた話題のみを ここに記した。 三々五々にて家族の事 友人の事
六甲の事 社会の出来事 これからの生きざま それぞれの趣味楽しみなど味わい深く
語られた事残念ながらフオロー出来ていない。

    誰でも 安嶋にメールしてくれれば HPに腐心してくれている彼も喜ぶと思う。

 7. 次回予定日  10月14日(金)18:30 ソフイアンズクラブにて。

    (木下 記)