第17回 東京15会
  木下報告 (敬称略)  06/04/22

  
JR四ッ谷駅麹町口を出ると、老若男女の人の波がわっと押し寄せる。
夕方5時半過ぎという時間帯のせいもあろう。 2分ほど歩いて上智大北門まで来ると、
ここは 老若ならぬ若若男女が、次々と出てくる。 
いずれも溌剌としたオーラを発散しているように見える。 こんな若者たちが多々ふえて、
社会を支えてくれるなら わが老後も、日本の先行きも、安心なのだがと
勝手な事を思いつつ、ソフィアンズクラブへ。
おそらく、 もう山本がきているだろうな、、、。
                                      
居た! あれは吉井だな、前々日に吉井よりメールが入り、
豊田市より参加してくれることになり、楽しみにしていた。
前に腰掛けている 座高の高い後姿は山本だ。(勿論背丈全体が高いのだ。)

吉井は3時ごろ着いて、時間調整に苦労したらしい。
周辺を散策、歩き回り、着けていた万歩計によると、5,000歩近くに達し
大分歩き疲れた様子。それでも昔のように、相変わらず声は大きく元気で
まだまだ体力には自信がありそう。

ほどなく 今日のカメラマン森寺、飯田が到着。
飯田は何時ごろ来られるのかな、お開き近くかなと気になっていたので、
まずはほっと安心。
引き続いて次々と到着し、 定刻10分前には15名全員が揃った


1 出席者 
  大熊 加藤 鎌田 宗 竹内 塚本 土屋 宮本 森寺 安本 山本 余田 木下
  それに豊田市から吉井 神戸から飯田 計15名

  欠席者の状況
  当初、出席予定だった 
  池田は家人に事情が出来、
  高田は、東海村原子力研究所に 所用が出来欠席となった。
 
  石丸 日本に滞在中なるも この日他にアポありと、秘書殿より連絡
  鈴木 脚の治療が続いている (電話では皆に元気だと伝えてくれとの事で
      あったが治療がはかどらず歯がゆそうな感じであった)
  藤井 セミナーの講師の日と重なる
  若林 入院中で欠席との返信あり。

2 加藤の乾杯の音頭で宴が始まった。
  飲みつつ食べつつ、三々五々話が弾む。 声が錯綜して フォローできないが、
  最近はじめた趣味やボランティア、六甲の思い出話、家族の事、同期生の動静、
  健康のこと等々、話に花が咲いているのであろう。
  森寺がせっせと写真撮影する。 いつもの事ながら山本が飲み物の補給に気を配る。
  一時間もワイワイやっていると、ビールやワインがほどよく効いてくる。 
  節制してウーロン茶を飲んでいる者も、雰囲気に気持ちが乗ってくる。

3 吉井ー東京15会初参加。 
  最初吉井と判らなかった者も何人もいたようだ。
  近況など聴く。 トヨタグループに勤めていた関係上 豊田市在住。
  地元の松平家の旧跡など紹介あり、散策やボランティアを楽しみつつ
  すっかり地元に 融けこんでいるようだ。 
  現在、推されて市の水道事業審議会の委員をしており、そんな活動を
  していると、水道の有難さをつくづくと感じるという。
  「ひねって、ジャー、 ひねって、感謝」 とは彼の弁。 
  (これって 水道審の標語?)。

  シカゴ、ニューヨーク等、米国駐在もながく、このあたりの経験、薀蓄は
  15期ホームページに連載中の「言葉と文化」を、ご参照あれ。 
  懐かしの地/場所へのセンチメンタルジャーニーは、気持ちは強いが
  まだ果たしていないとのこと。

  土屋ーなにやら日焼けしてつやつやした顔をしている。 前回欠席したので、
  近況を聴く。 現在、15-16人のチームで、東京の自然を守る運動をやっている。
  小笠原、多摩、高尾の山中など調査している。(何の組織か聞き漏らした)。
  私生活では六甲時代からのテニスに加え、イタリー語とドイツ語の勉強、
  詩吟の練習、世界史と天文学の学習と八面六臂の活躍。

  息子が岡山大で、 アルツハイマー、パーキンソン病の医師をしているので、
  自覚症状のある諸兄は紹介して貰うべし。
  (飯田の話では、内藤の息子か娘が 岡山大で医師をしている由)
  彼のもう一つの課題は娘(弁護士)の婿さがし。 とにかく元気、元気。

  飯田ー神戸からの参加に深謝。 口は悪いが人情に厚い15期会には貴重な存在だ。
  彼の響きのよい声で(バリトン?)、終わりそうで終わらない話を聞いていると、
  不思議に酒が進み、陶然としてくる。

  この日も貴重なニュースを色々聞かせてくれた。
  田嶋伯友会会長の後任もどうやら目鼻がつき、 5月の総会で交代できるらしい。
  (田嶋会長ご苦労様でした)。 

  梅地が次の個展に向け準備中。大手術を乗り越えて 今では太りすぎで、
  成人病の心配をせねばならぬほどという。 

  梅村鍼灸師はよく 効くという事で繁盛、田嶋もかかっている、大久保医師との
  連携が上手くいっているとのこと、

  菅(ロンドン在)が英国式脚もみの免許を取った、これが女王陛下の認可で
  値打ちがあり鼻たかだか?との話。

  一番という事では、東の宗に対し、西の石井が自分の一番の方が
  難しいと自慢しているという話。 

  井上が心臓のペースメーカーをバージョンアップしたがいたって元気、
  ただし奥様と歩く時は右側(左側?)を歩かせる(携帯電話電波防御?)という話。

  伊藤の写真の腕が上がった?話。

  増田と高岡が男の料理を習い始めた事などなど。
  どこまでが本当かと思う事もあるが、とにかく耳を傾けさせるのだ。

  

   鎌田ー大阪市のコンサルタントながら、最近、東京都に首を突っ込んでいる模様。
   つまり、石原都知事が某日某所でひどい花粉症に悩まされ、早速、対策をと号令。
   杉対策10年プロジェクトが発足した(する?)。
   このプロジェクトに携わっている由。
   愛娘(ピアノ専科)がまだ二十歳前なので まだまだ現役で頑張るとの力強い宣言。

   余田ー若林の入院について話あり(余田/若林は姻戚関係)。 
   若林は以前より、 透析を受けるなど療養していたが、心筋梗塞により
   一時危険な状態に。 が、幸い持ち直し現在加療中の由。

   (飯田より、皆川も闘病中、 
   内橋先生が倒れられ、村田先生は大久保の患者として加療中との話あり。
   生身の人間として 病は避けえないことで、わが世代周辺にも
   この種の知らせが増えてきている。

   闘病している方々の苦痛の軽減と、健康の回復を ただただ祈念する次第です。)
   また余田より、「人生の秋に」という、ホイウ゛ェルス神父の著書の紹介あり。
   同神父は 上智大の二代目学長として 多くの人々に深く敬愛される方とのこと。
   その文中に 神学生の母について書かれたエッセイがあって深く感動し、
   皆にも読んで欲しいとの弁。  ***  HP 掲載 感謝  ***

   森寺ー「国家の品格」推薦した背景の説明のあと 最近話題のウィニイに言及。
   ファイル交換ソフトのウイニイを自在に使いこなしている様子。
   映画、音楽などまことに 重宝とのこと。 
   もっともウイルスは怖い。 彼の場合、ウイルス駆除ソフトをいれて
   防御する事は勿論、万一に備えPCを2台にして、
   重要なデータとウイニイ利用を別にしてセキュリテイーに万全を期している由。
   やはり彼ならではという事かと思う。

   安本ー永年、建設/土木業界に身をおいた関係上、耐震偽装建築などの
   新聞記事は大いに気になる模様だ。過去の経験から、業界の問題など真摯に、
   意見の開陳あり。

   大熊ー柏市の環境クリーン運動にボランチア参加し、街の清掃活動に注力している。
   (この2月に家の改築が完成しやっと落ち着いたことと思う)

   60半ばを過ぎた同期の会ゆえ、のんびり、ゆったり、酔って居眠りする者も
   いてよいと思うが皆なかなかに賑やかだ。 見かけは相応に、初老(中老?)の
   気配は出ているのだが、気持ちは皆若い。

   時間は過ぎ行き、話は尽きないが、本日はこの辺でということでお開きに。
   締めくくりに、 六甲75周年行事の校舎新築のための
   寄付金の一部にと、各自1,000円を拠出して、飯田に託す。

4  次回の東京15会開催予定は、10月20日(金)18:30より。


 貴重な話が抜けていたり、聞き違い、思い違いもあろうかと思いますがご容赦。
 どうか安嶋兄あてメールで補足して下さい。
 尊敬できる、品格ある学友に 恵まれた事を感謝しつつ、報告と致します。(木下)



         
         東京15会出席時 
         神戸15会のように 六甲学院75周年記念事業への15会の寄付基金へと
         各自¥1千の浄財集められ 出席者15名 合計¥1.5万を預かり
 
         本日 15会基金銀行口座へ振り込みました お陰で昨年7月の神戸15会例会からの
         累計が¥15.9万となったことを報告しておきます ありがとうございました
         飯田孝之