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2022年11月03日 東北

紅葉と歴史を求めて 妻と二人で奥州平泉をメインに、
2泊3日の短期の旅に行ってきました。

10月31日朝、大阪伊丹から仙台へ飛び、仙台空港でレンタカーを借り出し、
先ずは 蔵王御釜を見に行きました。
周囲は好天で 絶景を期待していましたが
残念ながら御釜は 霧で包まれており、かすかに顔を覗かせるだけでした。

一日目は 旨い牛タンを求めて 仙台市内のホテルに宿泊。

11月1日は平泉へ向かい、中尊寺と毛越寺(もうつうじ)を中心に散策。

平安時代後期に 藤原清衡を初代として、
基衡、秀衡、泰衡によって築かれた 絢爛豪華な平泉文化、
京をよく知る頼朝が 驚いたと言われる一端を感じ取ることができました。

義経が最後を遂げた
北上川を眺望する丘の上に ひっそりと立つ義経堂では、
同じ眺めを見ながら 芭蕉が藤原氏の栄華や義経を思い詠んだ名句
「夏草や 兵共が 夢の跡」に胸を打たれました。

東北地方を襲った 津波災害を肌で感じるために、二日目は気仙沼に宿泊。
あちこちに空き地が多く 本格的な復興は まだまだと思いました。

11月2日は仙台空港に向かう途中に、瑞巌寺見学と遊覧船で松島湾巡り。
仙台空港で レンタカーを返却し 夕方のフライトで大阪伊丹へ無事帰着。

3日間とも全日快晴に恵まれ、ジャストタイミングの紅葉に満腹しました。
駆け足の短い期間でしたが 中身の濃い有意義な旅行でした。
ちなみに レンタカーの走行距離は約500km。
疲労感なく運転出来ました。

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小田 陽一



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