藤 野 近 況  25/12/11


   近 況

  こちらは特筆する事もない毎日ですが、田嶋君の15期忘年会記述を

  読んで、なんとまあ、この歳になると皆同じ身体の状態になるのだと

  驚いた次第。

  難聴に脚、眼の不調、3拍子揃うみたい。僕は15年位前から補聴器、

  脚は最近、右のヒップと膝が痛み階段は一段一段の上り下りが常態化中、

  眼は左を白内障手術、夜のドライブは回避で外出事は午前中に終わらせ、

  一日1件だけで済ます、という生活。これ等に物忘れも追加。

  僕の感覚では耳が聞こえなくなると、団欒の会話に参加出来ず、次第に

  人付き合いが面倒で世間から離れて年老いてしますように感じます。

  
  だから耳を重視すべきと思うので、参考に下記します。

  補聴器は年々技術が進歩しており、現在3代目をここ数年使っています。

  補聴器は欧州製が優れているようで、最初2代はデンマークのOticon

  今はスイスのPhonakというのを使ってます。日本はドイツのSiemens

  が圧倒的シェアも占めているのでは?

  電子機器音痴の僕には理屈は解らないけど、今のPhonak は優れもので、

  バッテリー交換不要の充電式、Wi-FiがあればiPhoneへ外部の音は繋がり

  それが補聴器に直接入って電話など自分の耳だけに繋がります。


  難聴はマイクや電話機、
TVの音響装置など経由の音は聞きづらいですが、

  TVPhonak TV Connector というマッチ箱程度の機器を接続するとTV 音声は

  TV音響装置を経由せずiPhone経由耳に直接入ります。これは明確な音声が

  普通に聴こえてTVのヴォリュームを上げる必要もない優れものです。

  老年になるとTVを見て暮らす日々が多いので役立ちますよ。

  Phonakは日本にも販売店舗はあるので興味ある方は当たってみたらよいでしょう。

  日本旅行中に操作に困り横浜そごうにあるPhonak で偶々世話になった事があります。

  毎日が日曜日の単調な生活ですが、現在2件だけ世間の役に立つ米国品を日本へ

  紹介して手助けしています。細かい事は省いて以下ご紹介。

  一つは米国NASAで開発された考え方の技術で家や鉄骨建築の工場とかの
  スチロールなどの
断熱材に代る素材で省エネ効果が従来の素材より断然優れ
  空調など不要になるので
電気代など6割ほど節約できます。

  日本の断熱の考え方は大学の先生方でも熱伝導の低い

  素材を使うという常識ですがNASAは熱の9割弱は輻射熱から来ると考え、
  断熱でなく
熱の元なる輻射熱を反射して遮断するというアプローチで開発したものです。

  
  ここ10数年官庁、建設業界を徐々に啓蒙して今はトヨタ工場などに採用されています。

  これは英語の解らない日本の小企業を手伝い過去には深く関与しました。

  二つ目は最近は携帯、PCなどのリチュウムバッテリーからの発火が多いですが、
  その為に
過去FedExの貨物航空機が2機落ちたそうです。
  新品だけでなくリチウムバッテリーは
リサイクルも重要で
  集積回収輸送中の中古の火災は対策が必要です。


  これ等回収携帯、
PCなどを収納する火災して発火に備える
  段ボール箱が米国では使われ
始めています。
  この特許保有者とは
30年の付き合いもあり、日本向け手助けをすることにしましたが **
  もう自分では深く動けないので、商社時代の後輩に紹介し契約までだけ
  手伝う事にしています。

  上記に適宜関与することで 少しは頭のボケ進行が防止できれば良いです。

  面白い近況話題もないので、代わりに近況の一部を紹介しました。

  藤野秀樹

 




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