MUZMUZ 15 藤 井
24/10/08 瞑想自省録 ⑨ 9月の印象深い出来事を2、3メモしていくようにする。 [1] 自戒の言葉:「ええ年寄りになりなはれ」 最近メンター・コーチング業に専念している。 そのうちの一人、志のあるリーダーが「始業前に毎朝一読して、その日の業務に臨んでいる」という言葉を送ってきてくれた。頭でわかっているはずが、なかなか実践できない、 私にとってもまさに自分を戒める内容である。身に沁みる。 ------------------------------------------------------------------------------------------- 『ええ年寄りになりなはれ』 歳を取ったら出しゃばらず 憎まれ口に 泣き言に 人のかげ口 愚痴いわず 他人のことは 褒めなはれ 聞かれりゃ教えてあげてでも 知ってることも 知らん振り いつでもアホでいるこっちゃ 勝ったらあかん 負けなはれ いずれお世話になる身なら 若いもんには 花持たせ 一歩さがって ゆずるのが 円満にいく コツですわ いつも感謝を忘れずに どんな時でも へえ おおきに お金の欲を捨てなはれ なんぼゼニカネあってでも 死んだら持っていけまへん あの人は ええ人やった そんなに人から言われるよう 生きてるうちに バラまいて 山ほど徳を積みなはれ というのは それは表向き ほんまはゼニを離さずに 死ぬまで しっかり持ってなはれ 人にケチやと言われても お金があるから大事にし みんなベンチャラ言ってくれる 内緒やけど ほんまだっせ 昔のことは みんな忘れ 自慢話はしなはんな わしらの時代は もう過ぎた なんぼ頑張り力んでも 体がいうことききまへん あんたはえらい わしゃあかん そんな気持ちでおりなはれ 我が子に孫に世間さま どなたからでも慕われる ええ年寄りになりなはれ ボケたらあかん そのために 頭の選択 生きがいに 何か一つの趣味持って せいぜい長生きしなはれや 大阪の古書店主、天牛新一郎さんが94歳の時に書いた詩です。 私の趣味に一つに古書肆巡り・古書蒐集がありますが、大阪の「天牛 書店(吹田市江坂)」の名物店主が残したものです。 無論、私はここまで達観する齢ではありませんが、このような気持ち も持ちながら日々歩を進めていたつもりでしたが、敵を作り易いと先 生に喝破され。とても恥ずかしく思っています。 -------------------------------------------------------------------------------------------- 「2」“エアー・ウェーブ ”購入。心地よい。 5月スペインへ行ったが、ホテルのベッドが固く、心地よく眠れた。 ところが、我が家のベッドは購入時は最高品のベッドであったが、20年弱愛用して少し 柔らかくなり、くたびれている。社長の高岡本州さんが、昔の勉強仲間であるので、 スケートの真央さんが広告塔の、「エアー・ウェーブ」に買い替えることにした。 昨日据え付け、一晩眠ったが、通常3回目覚めるのが、昨晩は一回のみ。 ベッドのせいではなく、偶然かもしれないが、気持ちがいい。 「3」アメリカの大統領選が面白い。 初の直接対決となった10日のテレビ討論会。 大嘘つきのトランプ。「不法移民の多くは犯罪者だ。住民のペットの犬や猫を食べている」の発言の論理には驚いた。なぜ選挙民の45%前後が、堅牢な岩盤支持者なのかがわからない。 今回のハリスは例外的だが、通常は一年かけて候補者が選ばれ、政策を練り、選挙戦で鍛えられていく。候補者は大いに成長することだろう。その経過を見るのが面白い。 日本の党首選のお粗末さ。目下世界は政治的にはガタガタ。色々懸念点はあるが、民主主義を守るためにも、ハリスに応援せざるを得ない。経済的には、「ハリス優位なら、ドル安・円高要因」(??)とか。見守っていきたい。 以上 |
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