余田メール 通夜報告

昨夜、安本君のお通夜に行ってきました。

彼の冥福を願い、ご家族へのお悔やみをとの気持ちは当然ですが、私はむしろあの世への先輩として
この世に残っている者への 取次ぎを願いたいという気持ちのほうが強かったかも知れません。

お坊さんによると「阿弥陀如来の懐に抱かれ、今は仏になっておられる。」そうです。
決してお清めの塩を撒くような存在ではなく、我々のことを見守ってくれている尊い存在である、
とのことで その意を強くしました。

在学中も卒業後もこれといった付き合いはなく、東京の15会で よく顔をあわせただけの彼ですが
何となく人の良さそうな、優しそうな姿を思い出します。
1940年3月16日の生まれとかで 15期の中では若い方だったのですね。

ご両親はお二人とも100歳以上で亡くなったとかで、遺伝子的にはもっともっと長生き出来たかも
知れない彼でした。

お坊さんが仰るように「あした(朝)に紅顔なれど、ゆうべ(夕)に白骨と化す」、実に何時そう
なるかは誰にも知らされていない神様の特権事項なのですね。

土屋くんのメールにて知ったわけですが「事故」とのみで詳しいことは分かりませんでした。
彼のお兄さんによると、7月下旬に自宅で転倒し、3週間ほどで8月14日召されました。

良くなっても車椅子の生活が待っていたはずとかでしたが、急に心臓の方が悪くなって亡くなった
とのことでした。

奥様はかなり前に他界され、今回の早すぎる彼の死は 残された子供さんたちにとっては
とても辛いことでしょうが 彼らのために祈るや切です。

以上簡単ですが報告します。今日の告別式には参加出来ませんが行かれた方がありましたら宜しく。

なお、六甲学院同窓生一同よりのお花確認しました。

                                  2007・8・18
余田嘉男