永 遠 の 出 会 い   24/08/16


いよいよ 日本国総理候補の自民党内での 揃い踏み
総理大臣は 国民や他の政治家が団結して 育て上げるべき存在で
産まれた卵は 寄ってたかって踏みつぶされるための 存在ではない。

国会審議で詰まらん質問に 一国の総理が全て回答の珍風景と 予算のムダ使い
この珍現象は われわれ国民と 選んだ政治家がバカだから。
同調する メディアと評論家がバカだから。

韓国を見よ!
大統領政治の隣国は 国会でつるし上げの質問に 対応しない。


吉井




永遠の出会い

テレビで 電車が画面を走行し
車内が映し出されると 70数年前のこと
今や懐かしく 思い出される

神戸の男子の中高一貫校 R学院の中学一年生に
なったばかりの  一学期の半ば頃

下校時の神戸三宮駅へ 向かう阪急電車
校則により がら空きの車内でも
「座席お座り禁止」のため
進行方向左(海側)の乗降口の「立ち位置」で
岩波(?)の文庫本を読んでいた

いつの間にか 周りは数人の若い女性
S女学院の高等部の お姉さま達
風格と体格から 高校三年生

目の前のお姉さまを見上げると まぶしく
頬に化粧 唇紅く 香水の香り
目が合うと 優しい笑顔で 小生の頬と顎を撫で 
記憶では「可愛いなぁー 弟にするか」

こちらは 気も動転して お姉さま達の囲みを抜けて
進行方向右(山側)の席に座り 校則違反である 
お姉さま達の方角を見ると
笑いながら こちらを見ていた

だが NHKシリーズ
「ワイルドライフ」的造影と
「鳥獣戯画」的描写をすれば
やっと 単独行動し始めた 純真無垢の
それは可愛い 子ウサギ
それを 虎視眈々 否 狼視眈々と遠望する
発情期前の 若きメスオオカミの群れ

あれから 70数年 オオカミ いや お姉さま達も
90歳+αの おん歳
だが 今では
小生の あの時の対応の至らなさを お詫びしたい!


・・
・・・

「お久しぶりです」「あんた 誰や?」
「70数年前 下校時の三宮へ向かう阪急電車
私は R中(アル中ではない)の一年生
しかじか かくかく・・・」

「憶えてるでぇー 可愛く 賢そうな児やった
それが まぁー キチャないじいちゃんに
なってもて」

「お姉さまこそ プチプチ・ムンムン
若い男を惑わせる 年上女の 色気と香り
制服から はみ出しそうな ナイス・バディ
それが 今や しわくちゃのばあちゃんに・・・」

「黙れ だまれ ダマレ!若い男を惑わす?
中学一年の鼻たれ小僧に そんなこと
わかってたまるか?」

「ス スみません 口が滑りました
話題を変えて 皆さん お元気ですか?」
「ダチは 皆 よろよろして 杖ついたのや
手押し車 このクソ暑いのに
夏でも寒い よいよいよい という唄あるやろ
それやそれ」
「あります 木曽の御嶽山」
「そう 来そうな お竹さんや」

「ところであんた ここへ何しに?」
「あっ!」
「忘れたんやろ よくあることや 気にするな!」

「それでは 70年後に再会しましょう」
「それまで 元気でな」
「お互いに!再会を楽しみにして 頑張りましょう」



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