勢 揃 い 黒 三 羽   24/01/18


日本を取り巻くよもの海 波静かにて 先ずは目出度い
との思いも 能登半島の激震 放映報道のすさまじさに
言葉を失う。

ウクライナ、パレスチナでの ロシアやイスラエルの
飽くなき暴虐と
日本を襲う自然の暴虐。

たかがパーティー券のキックバック
この程度の悪なら どこの国の政治家も 日常茶飯事。
そこで一文を添付。





勢揃い 黒三羽

知らざあ言って聞かせやしょう
ドン川の 浜の真砂とラージンが
唄に残せし 盗賊(ぬすっと)の
種は尽きねえ オロシャのボルガ川

その白浪の 夜働き
以前を言やぁー 
東独の 有刺鉄線の伯林壁
年季勤めの 農奴と兵奴と
民奴であふれる カスピ海
雪解けムードで 壁 総崩れ

百味タラタラ 味付け過度の「資本論」
今や 陳腐化「紙本論」 
散らす 蒔き銭を
あてに 小皿の一文字
百が二百と 賽銭の
くすね銭せえ 段々に

悪事はのぼる 上の上
その悪行重ねの 最上段
国連無視の 居心地よさ 
常任理事国の席に かじりつき
拒否権行使も 度重なり
中・露の 悪ガキ同志の 
共産主義掲げの 慣れ合い芝居

さて お手長猿と 札付きで
とうとう シマを追い出され
それからすがる ブリックス
ここやかしこの 国際会場で
小耳に聞いた スターリンの
似ぬ声色で こゆすりたかり

名せぇー ゆかりの
腐珍小僧露之助たぁー 
俺がことだぇー

次に引けぇし ゴク悪は
問われて名乗るも おこがましいが
産まれは北京の 豪華荘
油断のならねえ 悪ガキ修行
十四の年から親から離れ

今や 身のなりあいも ゆすりとたかり 
波間にきらめく 怪光線
尖閣 無法侵犯重ねの 働きで 
威嚇はすれど 反応なき
熟睡と痴呆化 進行日本

さにあらず 笹の葉代わりに 
「遺憾」 むしゃむしゃかじり
静観決め込む パンダ状態の日本
それ見たか 和歌山の 二階賛助の
わがパンダ外交 大成功

国際貢献 一切せず
近隣諸国に迷惑を 掛川から
金銭支援をちらつかせ 
国売り 民売りたがる 
後進国の指導者を 総舐めに

台湾脅し 核心的利益と高札に
国連無視の 既存の諸法度 踏みにじり
危ねぇその身の 境界も
定めは僅か 六十年

六十余国に 知らぬ者なき 念仏きれぇのー
戦狼の首領 茶異名駄餌門たぁー 
俺のことだぇー
キッシンジャーの
決まり文句の その一つ
「中露は 所詮 皇帝政治
共産主義は 仮装の厚化粧
危機は 俺様がいる限り おこらねえー」
中国 利用大好きの 老々パンダの彼だった 

ノーベル平和賞 ちゃっかり頂戴
一皮むけば 退官後の コンサル事業
中国ビジネスの 巨万の富の蓄積で
コネ頼りの 百歳で訪中し 
米中も 今や 共に迷惑顔 
何かが効いたで コトンでオッチン
こりゃー 年の暮れから 演技が いいわぇー

さて どん尻に控えーしは
まぶな仕事と パレスチナの
おびえる民と 無垢な幼児への暴虐と
重なる虐殺に 歯止めなし
米国頼みの 強がりで
年季重ねの 被害者ツラの 加害者稼業  
史上稀なる 悪行・悪事の総本山

人の道も 全然 白川の
隣国へ殴り込む 国盗人(くにぬすっと)
波にきらめく 稲妻の 
白刃に脅す 人殺し
背負って立たれぬ 罪科(つみとが)は
その身に重き 愛国気取りの 嘘固め
悪事千里と いうからは
どうせ 終い(しまい)は 気の空と
覚悟はかねて 鴫立沢(しぎたつさわ)
しかし哀れは 身に知らねぇー
ユスライル 根他煮野夫様たぁー
俺のこと 

いよっー花形 悪者共の 勢揃い!!!

舞台は替わる 極東の
それも小島の 政治家諸氏の 
ちゃちなパーティー券の ちょろまかし
国会で 追及したはずが やがて
追及される身となる 日替わりメニュー
更迭と離党で 去った議員は 厄落とし
小悪の繁茂こそが 平和の確約 
これでいいのだ 安堵の日本

いよっー
小悪お似合い 大根役者の 勢揃い!!!

黒三羽を 観察していると
国民や他国の 思惑など一切考慮せず
嫌がることに 超敏感
それを実行する 即断力の 極め立ち
愛国心にすがりつき それを行使する
権利が 自分にだけ 与えられたもの

他国や他人を いつも嫌がらせ 
自分は少しも 傷つかない
これぞ 自信の表れで
善悪の判断 縁なき 素性の輩

さらなる 共通点
相手が弱いと 見て取ると
徹底的に どつきまわす イジメ体質
負けるケンカは 絶対しない すぐれワザ

負けると分かる ケンカ 
したのは 日本だった?
欧米の植民地支配から 諸国解放したは
日本であり 史観の違いで 東京裁判被告席
戦後は それを喝采 喜ぶ日本人!
だが 善悪の判断基準では
これからの 世界を語るは ムリ
善悪判断は 主観の違い

だが ここで冷静さも 必要で
日本の政治家の 諸悪行程度は
外国では 問題にもされない
ウソと思うなら ご自分で
長くなるので この辺で

後記 1:

パレスチナは 歴史的には
「パレスチナ人の居住地であり、
イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒が
年にわたって共存してきた地域だったが
ユダヤ人国家建設のシオニストの夢が成就し、
故郷の喪失というパレスチナ人の悪夢が始まった。」

極めて 抑えの利いた ひょうげんではあるが。

高橋和夫氏(ペルシア語専攻、放送大学名誉教授)
著書『アラブとイスラエル』

後記 2:

某国? 多分日本 が表した「日本外交概観」

レベル1:見守る
レベル2:注視する
レベル3:遺憾に思う
レベル4:遺憾の意を表明する
レベル5:静観する

以上





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