スーダン 寸描 23/05/20
| スーダン寸描 いつの頃からか アフリカ大陸の地図を眺め その都度 新発見があり 楽しいが 要するに ヒマなのである。 地図の魅力は 時空間を好き勝手に旅する機会の提供 だが 現実は既に変化しており 今の真実を提供するもの でもない。 そんな折 紛争ぼっ発のスーダン 地図で位置を確認 北にエジプト、反時計回りで リビア、チャド、 中央アフリカ、南スーダン、エチオピア、エリトリア、 相互に紅海を臨んでサウジアラビアの８か国で 眺めているだけで 想像は肥大する。 日本空軍機（公称 自衛隊機）で邦人の日本への退避 その成功には 関係者の壮絶な努力が あったからこそで 心ならずも 失敗しておれば 終日ヒマな野党は 倒閣のチャンスと 責任を全て政府に押し付け 追及の日々は 今も続いているであろう。 われら同様に 終日ヒマなメディアは 連日の報道と放映で 人を助けたこともなく 危険地帯の経験もなき ジャーナリストや芸人を集め 他人事のように 政権を連日叩きまくり 日本国内こそ スーダン化していた。 話はそれるが コーヒタイムでTVチャンネルをオン すると 愛知県の何とか市の 街頭リサーチ この市では トイレット・ペーパーは シングル巻き それとも ダブル巻き どちらが多い？ イケメンの男女のカップルの 市場調査中 気の毒に バカに見え 後ろで操るプロヂューサーは リアル・バカの代表でヒマ人の代表であろう。 日本の傷は 現実でリアルに深い！ さて 想像するに 現地では 失敗の許されない救出 秒刻みの 危険が迫る状況変化 任務とはいえ 自己を犠牲にしての 多くの他者の保護 敵対するものが察知できないように 隠密行動の完璧さと 使命遂行の厳粛さと完璧さ 在っての救出。 スーダン紛争の原因は？ アフリカで3番目の広大さのスーダンで 国軍と反軍の軍事組織の戦闘 首都ハルツームを全方向から 相互攻撃し 空爆と戦車砲撃で 大げさを演出し 国際社会からの 仲介と支援を期待し 戦闘停止と引き換えに 実行する気もない駆け引きが 見え見えで 以前から 中国やロシアも割り込み 結果 軍と反軍の 中・露の在庫整理の武装も豊富で 訓練もされ 互いに殺し合いの日々で 数十万の死者と数百万の難民で 周辺国も相当な被害。 さらに混乱を利用して 武装勢力が殺戮と虐殺を行い 互に 相手を非難するだけで この程度の状況では 世界ニュースにもならない。 南には 南スーダンが分離独立しており 緊張関係にあり 韓国と北朝鮮のアフリカ版である。 日本との面積比較（資料により差があり） スーダン 世界１５位 １，８６１，４８４㎢ 南スーダン 世界４１位 ６４４，３２９㎢ 日本 世界６１位 ３７７，９７６㎢ しかし、やめろと言っても聞かない連中であり 放っておけばよいのが ベスト・ポリシイー。 アフリカ大陸の特徴は ① 人類の祖の発祥地であり ② 人類の文明や文化の最先駆者であり ③ 人類と動物が戦い抜いた場であり ④ やがて派生する人種の間で闘争があり ⑤ 当然に派生する生活信条の結果の宗教間の争いとなり ⑥ その環境から逃れた者が地続きの新天地の大陸へ移動し ⑦ 移動した者の方が優位の文明と文化を構築し ⑧ 残った者は今ある環境が最善と思って停滞し ⑨ 極暑と不毛の大地は供与されたモノと甘受し ⑩ やがて隣接するアラブ人による奴隷の供給地となり ⑪ 現代に至るも自覚と改善の兆しはなく ⑫ 今や支援頼みの病弊で昔は欧米今や中・露の草刈り場 人種と部族と宗教とが こんがらがり 現状打開の意思も気力もなく知恵者もいなく さらに 黒色・黒褐色・白色・黄色の人種モザイクで A4左右の地図を眺めていると 現実の進行が 微細微小で 全くちゃちに見える。 特筆すべきは ① 一院制議会の２５％は女性枠 （2022年日本女性議員割合 ９．９％） ② 隣国エジプトとの間のビル・タウイール地域は いずれの国も領有権主張しない 無主地で ２，０６０㎢（東京都 ２，１９１㎢） 世界の珍事 これ本当？ 中国の食指は？ 金採掘を目指して 地域の連中が非定住の侵入の日々 ③ 最貧国南スーダンは、１９５６年英国から独立したが 独立すれど 国営困難を自覚し 油田をエサに 英連邦加盟を申請中で 英国からの支援期待大である。 ④ スーダンは 国祝日「クリスマス」２種あり １月７日 コプトクリスマス １２月２５日 クリスマス コプト宗も健在である。 以下は余談 ① ４０年ほど前 JETROのアフリカ事務所が アフリカの動物写真展を企画したが 日本の本部は 疑問を呈したが開催すると 連日の大盛況 ライオンも象もキリンもカバもワニも初めて見たと言う 大人と子供たち アフリカは広いのである ② 小生もアメリカで Ninja（忍者）を見たかと 聞かれた経験あり 今や 世界と日本はMade in Chinaのニンジャが Made in Chinaの新型コロナとコラボで拡散し 米国やカナダでは「御用！」となった例も。 日本は、アフリカ諸国とどう付き合うか？ 中露の動きを注視し その先取りをして その一歩先を行くぅー！ ムリか！ |
|---|