能登 演劇堂   22/10/13






能登 演劇堂 「いのちぼうにふろう」 仲代達也 主演の千秋楽を観ました。

原作は山本周五郎 「深川安楽亭」
こんな田舎に立派な劇場、90歳前の俳優の演技、すべて驚きでした。
はるばる来た値打ちがありました。

北陸新聞 10/02
千秋楽、仲代さん熱演 いのちぼうにふろう物語 能登演劇堂

俳優仲代達矢さん(89)が主宰する劇団無名塾のロングラン公演
「いのちぼうにふろう物語」(北國新聞社後援)は10日、七尾市の能登演劇堂で千秋楽を迎えた。
仲代さんは ならず者たちの親代わりで、飯屋の主人「幾造(いくぞう)」役で迫力の演技を見せ、
観客を物語の世界に引き込んだ。

9月4日の初演から全30回で 計1万3265人が観賞した。カーテンコールで仲代さんら出演者が
一礼すると、観客は席から立ち上がり拍手を送った。

「いのちぼうにふろう物語」は
青年の純愛に心を打たれたならず者たちが、命懸けで力になろうとする人情劇で、
山本周五郎の原作「深川安楽亭」を基に、
仲代さんの亡き妻 宮崎恭子(ペンネーム隆巴(りゅうともえ))さんが脚本を手掛けた。

来年は 国民文化祭に合わせて、
仲代さんが演出を手掛ける 長谷川等伯の生涯を描いた演劇公演が行われる。