森会長を 責める前に.   21/02/06


日本オリンピック会長の森さん
四面楚歌の状態を自ら創り出して、今や「危滅の人」の自作自演。
何とか救う方法はないか?  対策案を添付。

吉井





森会長を責める前に

TVと新聞は大騒ぎの明け暮れ
「騒いでなんぼ」で 機を見るに敏のタレントも
安全圏を確保して正義派を気取り
狙ったターゲットに容赦なく指弾の連射。

云々する以上 どこが問題かを確認の要あり。

森会長の主な発言内容
@ 女性理事を選ぶっていうのは文科省がうるさく言う。
A だけど、女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。
  ラグビー協会、今までの倍の時間がかかる。
B 女性っていうのは競争意識が強い。
  誰か一人が手を挙げると、自分も言わないといけないと思い、
  みんな発言される。
C 女性の数を増やす場合、発言の時間もある程度は規制をする。
  と誰かが言っていた。

この報道を信じるとして この手の流し込みは
現在の週刊誌を含むメディアの 常套手段である。

小生 森会長を擁護する支持者ではさらさらないが
頭に浮かぶのは 同じことを五人衆が言えば 世の評価は?

アリストテレス、聖徳太子、ナポレオン、アインシュタインと
吉田茂の五人衆。

彼らが言っていたら 
女性を含む 後世の学者も学生も暗記する「名言」となり
吉田総理などは 反する学者を「曲学阿世の徒」と言い
うるさい記者に 手にするコップの水をかけ
ステッキを振り上げて一喝したが
撤回も反省の弁もなしの堂々たる存在。

だが、森会長が言えば 世間の評価は「迷言」となる。
違いとその差は 時代背景によるからであろう。
しかし、時代により評価が異なるものは 「真理」ではない。
「真理」とは 時代と風雪に耐えるものである。

真理でもないことを述べたからと言って 非難する必要はない。
言論弾圧であり 民主主義では許されない。

また、森会長が 翌日には自論(持論?)の撤回と反省で
内外からの批判と非難が増大し 万事休すへの展開。

今まで一生懸命に会長職をやってきた
辞任する気はない と明言(迷言?)でチョン。

蓮舫議員のように 
「関係ない」「そのような質問が出るのは悲しい」で
幕を引けばよかった。

メディアも街ゆく人もボランティアも 森さんに批判的だが
このような人を選んで来た 自分たちの責任は無視で
「目くそ 鼻くそ」の 日常に変化はない。

ゲーテ曰く
「活動的なバカほど 恐ろしいものはない」
小生 曰く 自戒を込めて
「反省しないバカほど 恐ろしいものはない」


森会長を責める前に