藤 野 メール   21/12/21


再びコロナ波

追伸




安嶋さん
15期忘年会も随分寂しくなりましたね。
ロスでも親しい友人は、10月最後の一人が亡くなり 誰も居なくなりました。
ここの伯友会も 補充メンバーがないので年々参加者減、今年末はコロナで無しです。

日本は不思議なほど 感染が増えない様ですが、ここロスアンジェルス郡は再び感染爆発の気配です。
郡の人口は 米国一の980万強で12月18日現在の感染者数は3570人、2週間前は1200前後でした。
オミクロンは 50未満でまだ爆発していない状態の数字です。

米国人もコロナ疲れか
クリスマス休暇の航空旅客は 2019年を上回るというので結果が恐ろしいですよ。

それにコロナより危険なのが 実は人間。
2019のミネアポリスのジョージ・フロイド事件を機に、黒人人権差別への抗議運動が極端化し、
警察改革の一環で 警察予算縮小要望が多発しました。
ロス市警は 100億円だかのカットを2020年に受け、結果は今年2021年は犯罪4割爆増とか。
銃撃事件は連日で、悪いことに新しい法令で 950ドル未満の盗難は逮捕もしない、
逮捕されても 重犯罪以外は保釈金は無用とか、万引き・窃盗などが採算に合う状態を招いた次第。

昼間から 商店へスーツケースなどを持ち込み、
店員の前で 堂々と商品を詰めて引き上げる輩まで頻発しました。
一軒950ドル未満なら5軒襲っても逮捕が無い訳で、警官もやって来ません。
要するに保険で求償しろです。

これがエスカレートして、
11月下旬からは クルマ数台を連ねてグループで ビバリーヒルなどの高級店へ
閉店間際に押し入り、手当たり次第に商品をつかみ取りして逃走する組織犯罪が流行です。
ルイヴィトン、ノルドストロムなどが襲われました。

更に高級商業地区で 富裕層とみられるクルマを付けて、
自宅へ着いたところで、襲って強盗をするのも大流行となり、殺人も起りました。
庶民を襲う模倣犯も出始め、外出は油断出来なくなっています。
クリスマス時期は毎年の事ではありますが。

州知事もかかる犯罪対策に予算を250億だったか計上すると発表、
ロス市も減らした警察予算を増額です。

問題なのは、ある統計で直近の犯罪歴90件中80件が 黒人犯という現実でしょう。
警官はだから黒人に注目する、黒人は差別だと詰る、イタチごっこです。
そして上記運動以来、登場人物が全部又は半分が黒人という 
TVコマーシャルが、殆ど90%という風潮になりました。何か行政指導でもあるのですかね。

MUZMUZのブログで 石井兄の病状好転のレポ、喜ばしい限りです。
機会あれば宜しく伝えてください。

それと木下兄のインプラントの件、あれは一人の歯医者さんが全て実施したのですかね。
もしそうなら、今後の治療は要注意。歯治療の先進国アメリカの実態を披露しましょうかね。

藤野秀樹




追伸

今の米国の左右両極への分離は、度を越して、
これでは中国以前に自国内の対決を解決しなければ。

木下さんの歯医者54回とはギネス記録。1週間に1回強。
歯の保険が無いに等しい米国で 54回も歯医者へ行くと
費用は数百万円は軽い。

歯医者を替えた方が良いですね。
大体インプラントとブリッジとか虫歯とかの医者は別々。