藤 野 メール  18/01/25


< 世の中迷走 >  

追伸 01/27




安嶋さん

4月15期会出席すべく航空券など手配も済んだけど
外から見ていて 日本が心配です。

米国では政治的意見は遠慮して暮らしてますが、
安倍さんが 冬季オリンピックへ出かけると言うニュースは
「何で!」という感じ。

ここ在住する日本人は 恐らく全部が同じ思いでしょう。
今更言わずもがなですが、
政府間で合意した慰安婦問題は 国民感情から見直しと言い出し、
慰安婦像は撤去どころか世界中に建てようとしていて、
世界中に日本の悪口を言いつけ口し回り、
北朝鮮と事が起こった時、日本国民を退避させる自衛隊航空機
の飛来は拒否という、だけど経済協力は 前向きにとかいう、
良いとこ取りの信用できない文大統領の国に 
いつまで 下手に出て付き合うのかな。

国民は自国の政府の国際合意が不満なら、
その合意をした 自国の政府も非難すべきで
何故日本へだけ尻をもってくるのか 理解できない理屈です。

米国には西海岸を中心に 1970年代から移民として入り始めた
韓国系住民が 現在は全米で450万人だそうで、ロビー活動も盛んで、
慰安婦像は カリフォルニアには知る限り2か所あります。
米国4体目が ニューヨークに東海岸で初めて出来る予定。

大人数の中国系(恐らく中国本土系)も協力するので
選挙の票を期待して 迎合する地方自治体議員が出て
像が建てられてしまう次第。

勿論眉を顰める良識人も沢山いますが、
行き過ぎたリベラルの 民主党勢力が強い地域に建立されてしまいます。
どこだったか 東で一度は計画された像が
市長に取り消された所があったのは 嬉しかったものです。

ところで米国在韓国系450万というのは 韓国の人口の約10%に当たり、
国民がどんどん逃げ出すくらい 魅力がない国なのか、
儒教の孝だけ残って 国より家族を優先する国民性となったのか、
どちらでしょうね。

トランプ大統領は相変わらず物議を醸して 
評判も良くないのは相変わらずですが、
(初めから人気は低いのでそれ程低下したわけでもない)、

大きな問題の移民対策では、
1年でドイツに100万の移民が押しかけたというので 
問題を起こしたそうですが、
米国は毎年100万の移民を 受け入れている国なのは
余り知られていません。そういう意味では移民に寛容な国です。
そして1200万だかの 不法移民が居り、
内訳は中南米系800万、アジア系140万、
アフリカなど黒人系60万と言われてます。

現在の米国では白人人口が最大ではありますが、既に5割を割っており、
2040年代には 最大人口ではなくなるそうです。
現にロス市等は最大は中南米系が47%と最大です。

トランプは人種差別主義と目されていますが、
実際白人の可成りの大多数は 内心は非白人系の移民の増大に
不安を感じていると思えます。
かってのアメリカではない国に なっていく不安でしょう。
トランプは そうした心情に乗っかっている面もありそうです。

アフリカやら中米やらの 肥え貯めみたいな国でなく
ノルウェイみたいな国から 移民に来てほしいと放言したとか報道され、
人種差別者のレッテルが確定したようですが、

生涯福祉の整ったノルウェイみたいな国からは、
わざわざ米国まで 移民に来ませんよね。
移民の多様性、安い労働力、など米国の発展に不可欠とは言えますが、
問題も増えます。

毎年くじで永住権を5万人に付与する制度があり
移民数が少ない国に多く割り当てますが、
それで入国した中東系移民が ロスやらニューヨークやら頻繁に
テロを起こしているのも事実だし、
無免許運転で轢かれる死者 7000がいるそうですが、
無免許加害者の半分は 不法移民とも言われているそうです。

不法移民の大多数を占めるメキシコでは
実際に過って交通信号は Only Reference、
単に参考用、と言われ無視されてました。
ロス周辺では 交通事故は人口も多い所為か ラテン系が圧倒的に見えます。

因みに人口当たり犯罪率は
黒人30%強、ラテン系27%、白人は確か5%未満、
日系は1%とかと記憶します。

トランプは上記 くじ引き移民制度の廃止、
入国移民が親族を後刻多数連れて来ないよう 規制すると言い、
子供の時に親と不法入国した80万の成人の滞在を オバマ時代に許可してますが、
その制度(DACA)の延長を3月で廃止と主張し大揉めです。
順次70万人程が 許可が切れて国外追放扱いとなる為です。
民主勢力の強い カリフォルニアの都市部分は
警察に 移民局に協力させないSanctuary Cityを宣言し連邦に反抗してます。
そしてDACA対象者は 滞在が当然の権利みたいにデモをやってます。

キリがないですが、
民主は極端なリベラルに走り(大票田のラテン系受けを狙う所為?)、
トランプは
保守系キリスト教徒受けのする政策(イスラエル米大使館をエルサレムに
移すとか)を繰り出したり、
製造業労働者受けする政策を 固守するのはご高承通り。
全く過って無いほど 国がバラバラに割れている感じでテンヤワンヤの状態。

だからトランプ或いは米国が安保があると言っても、
日本が自分で自国を守ろうともしないのに、
何故米国人がその為に血を流さねばならないのかという
姿勢に走るリスクもあることを認識すべきでしょう。

自分が平和を守れば相手も守るなどと ノーテンキな思考は止めて
自衛の精神を育んで欲しいです。
日本の安全と平和を願って!

藤野秀樹




藤野君 
4月の事など 計画的だね こちらは だらだら その日暮らし
寒波来襲 大池は寒い




安嶋さん

こちらも暇なので早々と4月の計画など始めてます。

ー7°とは寒そうですね。色々問題だらけですが、気温だけは
ロスは捨てがたいです。

尤も米国も今年は中西部までー30°を超える日が
あったようです。米国の冷蔵庫と言われるミネソタなどは
それが例年当たり前の気温ですが。

再会楽しみにしてます。

藤野秀樹