藤 野 メール  18/12/13


しつこい人達  

続編  12/15





続編

先の壁画の騒ぎの後日談です。
その後壁画騒ぎはTVでも紹介されました。
LA Timesの今日の記事では壁画家のBeau Stanton氏よりは
壁画消去を撤回するようロス公立校委員会へ請願が出て、
勧告グループのリーダーの韓国系弁護士と
3者会談があったそうです。
最終結果は消去は決定で、表向きはBeau Stanton氏
と弁護士は仲良く握手などしていましたが、同氏は
納得していないのは明らかです。
韓国弁護士から消去後の新たな壁画を同氏に優先して
依頼したいとの言に、同氏はNo Thank Youの
意志表示と共に、「今後ロスの公立校委員会の依頼は
善意の制作者の作品を擁護して呉れないような組織ゆえ、
遠慮する」と最後の言葉も残しています。

LA Timesは記事の中で、第2次大戦中に徴用工、
売春強制、集団殺人、人体実験など行ったする日本軍の
象徴の旭日旗を想起するのでと解説など入れています。
(解説無しでは読者は意味が判らない)
旭日旗は32本の放射線で壁画は色も関係ない42本の線で
ナチの鉤十字と同じインパクトの象徴などと米国では誰も思わないし、
制作者も含め、普通は納得できないでしょう。

現在のカリフォルニア州は急進的民主の地盤で特に大都市自治体は
極端で、人権からみの話になると腫物に触るような反応を
するので、今回もロス市の大票田の韓国系への政治的な気遣いで、
韓国弁護士の意図的と思える人気取り用ゴネ得に終わったものでしょう。
そのうち市役人なり州議会なりに立候補したいのではと勘繰ります。
右のトランプのワンマンもどうかと思いますが、民主の左寄りも
異常で、どうかと思う両極端が世間をかき回している感じです。

藤野秀樹




安嶋さん

元気ですか。
飯田ボッツンが逝去して頻繁に交信のあった
メールが絶え、凄く淋しい思いをしています。

昨日のLA TIMES一面に添付の如き記事が報道され、
第三国においてまで、またまたお隣の国のしつこさに
不愉快な思いです。

過って司法長官だったロバート・ケネディーが暗殺された
アンバサダーホテルの跡地に今は学校があり、同地区は
コリアタウンに隣接しております。
昔周辺にはCoconut Groveというナイトクラブがあって
有名な女優のエヴァ・ガードナーなどが出入りしていた
そうです。
そうした来歴から学校の体育館にBeau Stantonという
画家が校区の依頼で写真の壁画を描いたものです。
エヴァ・ガードナーの肖像にココナッツの椰子の木を
合わせたイメージですが、絵にある放射状の線が
過っての日本軍の旭日旗を想像させ、これはナチの
鉤十字と同じ不快なものと韓国系グループが騒いだ
たため、学区当局も困惑して消去する事になったそうです。
消去作業に2万ドル掛かるそうですが、韓国グループが
負担する訳でもなく、言い分を達成したお祝いをやってるとか。

韓国系でもアメリカ生まれの人にはピンと来ないらしいですが、
若い世代でも幼時を韓国ですごした韓国系人は本国同様
日本への嫌がらせ的しつこい運動をします。教育の所為でしょう。
本国でも国の合意は反故にして過去を蒸し返しては
謝罪や賠償を要求しますが、国民が国家として結んだ条約に不満なら
それは政権が変わろうと国内で対応すべき問題なのですが・・・。
向うの司法当局は先方の憲法に合意は抵触するとかの判断で再燃とかですが、
あちらの憲法で拘束されてもね。
全く前大統領が言った通り、これは千年後も続くのでしょうね。
元々約束を守らない民族性も永久的に続くという事で、
彼の国は何を決めても時間の無駄の国という評価をこちらも
世界に広めたら良いのにという思いです。
日本の事が心配になる今日この頃です。

藤野秀樹