前立腺手術  山本 順  09/11/19


田嶋の前立腺の様子を見ました。
今頃、ナースからは体操しなさいよ、と言われ、
病院の廊下を、身体につながった尿袋を「愛犬ポチ」のように
引き連れて散歩しているのだろうね。
でも、海外でなくてよかったよ。

2004年、サンティアゴの道を歩く1年前、医者から驚かされた。
ヨーロッパやアメリカでオシッコが出なくなった時、
外人用の管は太くて日本人のサイズに合わないから大変だとよ、と。
そう言われて、二つ返事で「切ってください!」
何としてもサンティアゴの道を歩きたかったから、
肥大したものを内視鏡で削り取ってもらった。

しかし、膀胱内に"憩室"("側室"ではないよ、尿の休憩場だよ)が
出来ていることが判明。
医者は、憩室の入口を電気メスで焼き切ろうとしたが、
なんと、憩室のすぐ裏に大きな神経があって、
メスが神経に当たって自分の足が跳ね上がった、
手術中の医者を蹴とばすように。

脚気を調べるのに、足の膝の上からコツンとたたくと、
足が前にピョンと跳ね上がる現象・・・分かるよね。
神経を傷つけたら大変なことになるので、
肥大したものは削り取ったけれど、憩室はそのままになった。
その後、特に異常はないけれど、
今も2け月に一回、泌尿器科に通っている。
雑菌野郎が憩室で休憩していないか見張るために。

ちょっと詳しく書き過ぎたなぁー

山本 順