第27回 東京15会  11/10/15




東京15会報告  2011/10/14  於:ソフィアンズ・クラブ

今春の15会開催を、大震災のため自粛したので、1年ぶりの開催。

久し振りに出席の大熊氏、藤井氏、それに、余田氏も竹内氏も・・暫らくぶり。
これから先、日本は? 世界は? と云う様なことに話しが行かないうちに、
先ずは、近況を分かち合うことに・・・と思ったのだが・・・
森寺氏のカメラが、そんなお喋りを捕らえていたでしょうか。

約2時間超、雨が降り始めたので、早目に切り上げ、お開きとなった。
次回開催を、2012年4月20日(金)18時、にします。


出席者からの近況報告:(アイウエオ順、敬称略)

(1) 池田淳、(2)大熊稔、(3)木下昇、(4)宗正孝、(5)竹内元彦、(6)塚本健吉、
(7)土屋昇三、(8)藤井義彦、(9)森寺章夫、(10)余田嘉男、(11)山本順、
予定は以上だったのだが、なんと嬉しい”ドタ出”あり (12)石丸雄一、

(1) 池田淳;
    3日前、神戸15会例会HPに出演、が、この日帰京した東京駅から直接会場へ。
    マスコミなどの風評に惑わされず、毎日を快適に暮らしている。
    二谷氏(甲子園在)、田村氏(奈良在)・・懐かしい名・・らと年1回は談笑。

(2) 石丸雄一;嬉しい“ドタ出”
    来週早々出張予定、帰国は10月20日頃、なので欠席、との連絡があったが、
    アフリカを止め、ヨーロッパ3週間で帰国。相変わらず世界を飛びまわている。
    2年前、大動脈瘤手術。この時、日本人が開発したという体内部位をコーティング
    する技術の素晴らしさを知った。(何と言う技術だっけ?幹事はメモし忘れた)

(3) 大熊稔;
    3年ほど前、脳梗塞、緑内障&白内障ながらも奥方とゴルフを楽しんでいる。
    同病経験者の森寺氏から、白内障は入院手術がいいと勧められ、その決意は??
    岡山県津山市日本原に保有の別荘地(建物はない)、税金は掛からないのだが、面倒が見られ
    ないでいる。興味がある人に譲ろうと思っている。価格交渉次第。

(4) 木下昇;
    生活リズムは年間のスケジュールに導かれている。大きな変化はお喋りになったこと。
    飲み屋に出かけ、誰とでも何でも広い話題で話しが出来るように努力する、時には
    週刊誌を読んだりして、努力する。そんなお喋りの機会を楽しんでいる。

(5) 宗正孝;
    去年で大学を退職。最終講義を聴くには、「宗正孝」を検索すればOK。
    毎週、火・木・土は透析に通い、その他は聖三木図書館で頑張って働いている。

(6) 竹内元彦;
    母の介護のための神戸通いから解放され、奥方との海外旅行、孫の世話、ゴルフ、
    教会(プロテスタント)で 週2回の奉仕活動など、楽しんでいる。

(7) 塚本健吉;
    昨年11月、軽い脳梗塞で入院、左腕・左足に軽いしびれがあるが右側は回復。
    生活上の支障はそれ程ではない。母は昨年帰天。

(8) 土屋昇三;
    テニスは最近ますます巧くなったと自分でも思う。
    詩吟「なからん・・なからん・・」は、まだまだ継続中。

(9) 藤井義彦;
    本人が話しだす前に、声が掛かる。「母校へ多額の寄付金をありがとう。15期は
    金額では1位だが人数ではまだまだらしい」の声、(何で1位じゃないといけない
    んですか、とは誰も言わなかったけれど)「誰かさんが聞けば喜びそうなことを
    云うねえー」・・本人は暫らく黙ったまま、外野の方の話しが飛び交う。
    毎朝8時出社の現役です。人材育成・能力開発・コーチング・コンサルティング
    など多岐に活躍。「藤井義彦」を検索すれば、活躍ぶりを知ることが出来る。

(10)森寺章夫;(今回も、当会合の映像を撮影してくれた)
    普段、99.9%と云ってもいい程、家の中に居て、読書、映画、音楽とともに過ごす。
    所蔵のブルーレイやDVD映画は1,400本に達するとか。
    好きな作品は、「裸の島」(新藤兼人),「午後の遺言状」(同),「泥の河」(小栗康平)。

(11)余田嘉男;
    昨年、前立腺ガンを全摘出。その他いろいろ背負っているが、元気でいられることに
    感謝の毎日です。

(12)山本順;
    地域奉仕に10年、気力源の”使命感”保持が薄らぎつつあり・・この後、如何せん。

特別メール・メッセージ(木下昇氏発信)
  山本様、土屋様 (cc 藤井様、森寺様)

  昨夕は幹事としてお手配、心くばり大変有難うございました。
  楽しいひと時でした。この会は、裃、鎧をぬいで、減らず口をたたかせて貰い、
  いつも「刺激」と「何かうまく言葉に表せない宝」を貰って帰るのですが、
  昨夕も大いに心が活性化しました。

  藤井兄には少し欲張った質問をしてしまいましたね。「日本の政治の漂流と
  国の将来への展望のなさは目に余る。このままでは世界における日本の
  存在感がなくなる、特にリーダーシップの無さが著しい、そのために
  力を尽くしている」というのが藤井兄のお話のポイントだったかと帰りの
  電車のなかで思い返しました。
  今、世の中には日本の将来への憂いが充ちています。

  そのことに異論はありませんが、私にはその「解」「あるいは解らしきもの」は
  見えずストレスを感じます。エネルギッシュに活動している藤井兄がどんな
  「国のかたち」を思い描いているのか聴きたくなった次第ですが、この手の話は
  それなりの段取りと時間が無ければ意を尽くして語れないでしょう。
  欲張った質問だったと思い返しています。

  森寺兄の、世間に迎合せず我が道をゆく 「読書、音楽、映画」三昧の個性的生活も
  「ううーむ」とうなるばかりです。とても真似はできませんが 心に響くものがあります。

  10名ほどの会でしたが、一年ぶりで話を聞き、それぞれが自分らしい生きざまで、
  いつもの通りエネルギーをもらって帰りました。
  来年4月20日元気でお会いしたいものです。

  木下 昇

〜〜〜〜 ここまでは出席者の近況報告 〜〜〜〜〜

欠席者&メッセージ:(アイウエオ順)

(1)加藤幹郎、(2)蔵野稔、(3)島村肇、(4)高田耕治、(5)谷口幸記、(6)堂野前繁、
(7)本田勇一郎、(8)宮本六重、(9)吉井敏勝、(10)神戸から飯田孝之、

(1)加藤幹郎;
   返信遅くなりましたが 当日付近妻の病の都合により欠席します故、悪しからず
   宜しくお願い致します。 

(2)蔵野稔;
   勝手ではありますが、 欠席させていただきます。 

(3)島村肇:
   お世話になります。 欠席させていただきます。

(4)高田耕治;(嬉しいことに、かなり長文のメッセージです・・・)
   返事がぎりぎりになり申しわけありませが、いつものように欠席いたします。
   あっという間に9月も過ぎて72歳になりました。
   毎年、前期は4月、後期は(外国からの)大学院新入生への加速器科学概論の
   入門講義を担当するので、ただいまも準備作業でちょっと忙しいところです。

   研究所へは 高いユリノキの並木道を10キロほど走りますが、筑波大学、国土地
   理院と過ぎると、久保田隆三郎君が若き日にかよった建設省(当時)土木研究所が
   あります。1キロほど続く敷地の道路沿いには何種類かの大きな山桜が植え込まれ
   ています。今年も4月の中旬から下旬にかけての咲きぶりは見事なものでしたが、
   彼が闘病中であったことを知っていれば是非伝えたかったところです。

   さて大震災ですが、ここ茨城県でも残留放射能をはじめとして、まだまだ重た
   く尾をひくものが多くあります。今回は津波が大きな問題となりましたが、やはり
   今後備えをしておかなければならない都市直下型の大地震では火災でしょう。
   これについては、1923年の関東大震災当時フランスから大使として着任していた
   P. クローデルの極めてなまなましく即物的な筆致の本国政府への報告書(脚注1) と
   内田百けん(2) の幽明の境を描いた短編「磯辺の松」の両極端がいつも思い出されます。

   ところでこの小説は古い筝曲「残月」(3) が土台になっていますが、なかなか耳
   にする機会がありませんでした。しかし震災以降NHKのFM早朝番組で半年の間に
   3度も放送され、大変感銘をうけました。今回の津波による多くの犠牲者を弔うのに
   これほど気高い追悼の曲があったのかという思いです。その短い歌詞も韻律巧みに
   綴られた美しいもので、琴と三絃に呼応した深い宗教性を感じられます。
   参考のために最後に歌詞(4) を添えておきます。

   この1年ほどをふり返ると私個人にとっても、公、私それぞれで親しかった方々
   の訃報に常になく多く接しました。これをも含め全ての亡くなられた方のために
   この歌詞を黙読、黙とう、です。 高田耕治

    『 磯辺の松に葉隠れて、沖の方へと、入る月の、光や夢の世を早う。
     覚めて真如(しんにょ)の明らけき、月の都に住むやらん。
     今は伝(つて)だに朧夜の、月日ばかりは廻り来て。』

   脚注:(1) 講談社学術文庫 「朝日の中の黒い鳥」に収録。
       (2) けん:門がまえに月。
       (3) 18世紀末から19世紀初頭にかけて大坂で活躍し、地歌「雪」で有名な
         峰崎勾当(みねざき こうとう)の作曲。
       (4) 作者不詳、しかし並の人ではなさそう。

   高田耕治から追伸:(「学者に定年はないようですね?」・・の問いに答えて・・)
   誤解がないように云いますが、理系の研究機関は殆ど63歳で定年、名誉教授です。
   (私が50歳代のころ、強い反対意見もあったなか60歳から63歳に延長されました)。
   そのことは当時の15期会でも申したはずですが・・・。しかし名誉教授室という大部屋
   (現役のひとたちからはタコ部と云われている)にいつまでも出入りでき、研究所の
   インフラとネット環境が自由に使えるのが、多分、恵まれているところです。

   このご時世、年寄りをこういうふうに処遇するのは、多くの研究機関で、外部評価委員
   会から高評価が得られるようです。
   と、ここまでだけ聞くと天国のようにみえることでしょうが、加齢、老化現象が
   加速度的に我が身の自由度を縮めてゆくのを実感する毎日です。

(5)谷口幸記;
   残念!この頃は神戸の近くで合宿です。
   盛会を祈ります。

(6)堂野前繁;
   返信が遅くなり、申し訳ありません。
   信州に滞在している予定で、欠席いたします。

(7)本田勇一郎;
   折角お知らせ戴いたのに 10月14日は8年前からボランティアで引き受けている国連
   世界観光機関UNWTO アジア太平洋センター 代表として 隔年一度の世界大会出席の為
   韓国慶州に行っていますので欠席させて頂きます。皆様に宜しくお伝え下さい。
   尚次回の開催を予め決めて頂くと出席の都合をつけやすくなります。
   宜しくおはかり下さい。

(8)宮本六重;
   勝手ながら所用にて欠席します。皆様に宜しくお伝えください。

(9)吉井敏勝;(3日前、神戸の15会例会に突然・・現れ・・)
   鋭意、出席を目指していましたが、欠席します。
   さて、南紀旅行(15会HPに投稿)の際、新宮で徐福の観光資料に接し、文面が
   インチキ臭いので、ただ今、彼に関する諸本を読書渉り中。
   始皇帝から逃避した指名手配の詐欺師で、中国に13か所、日本に20か所寄港の
   国際逃亡犯で、神薬追求のロマンはない。
   当時の日本人は、これにコロッと騙され、敬った。
   盛会を念じつつ。

(10)神戸から飯田孝之;
   15会hpに紹介するごとく、今週神戸15会9月例会をやりほっとしたところで
   東京15会の件は、今のところその頃の日程がどうなるやら分からない環境であり
   ます。 なにせ一緒に会社を運営していた久保田氏が亡くなり、彼がガン発症時を
   機会に会社の売却というか事業移管を開始したが、震災発生や景気の下降もあって
   苦労しております。 しかも そういうことも含め色々業務もほぼ独りでやらないと
   いかん状況でフウフウしております。

   14日がどうなるか?・・残念ですが不参加方向で考えておいてください。
   来々週は東京へ出ることになっているのですがー

〜〜 以上、欠席諸兄のメッセージでした。またの再会を楽しみに 〜〜〜

山本 順























































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